食費節約のコツはチェーン料理!食材使い回し術は料理人に聞け!

料理技法


食費節約のコツはチェーン料理!

このチェーン料理とは、
一つの食材、もしくは料理をチェーンのように、
繋いで派生させて料理を作り出していく、
という手法です。

言葉だけでは分かりにくいと思いますので、
具体的に見ていきたいと思いますが、

このチェーン料理を操るプロこそ、
料理人であります。

ということで、
料理人が教える節約術・チェーン料理のコツを
伝授いたします。

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料理人とチェーン料理

料理人は何故チェーン料理を操れるのか?

それは、
その思考のもと調理場を動かしているからです。

調理の仕事において、
料理を作って、おしまい…ではありません。

一度作った料理が余ってしまった場合、
違う料理にリメイクしてロスを無くします。

また、
調理の際にでる副産物の活用方法を知っています。

いわゆる、
「捨てる所が無い」というヤツです。

これって、
その使い方を知っていれば、料理になりますが、
知らなければ、ただのゴミ。

ゴミになるか?おかず一品になるか?

この差は大きいですよ。

このように、
料理人は常日頃から、

料理をチェーンのように派生させて、
無駄が出ないように仕事をしています。

ということで、
料理人はチェーン料理の思考を持つプロなのです。

少し前置きが長くなりましたが、
次に具体的にチェーン料理のやり方、考え方を
お見せしていきたいと思います。


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チェーン料理の考え方

まず基本的な考え方としては、
・調理の際に出る副産物を使う
・一つの料理が次々と形を変えていく

では見ていきましょう。

・調理の際に出る副産物

これは、

・野菜の皮 葉っぱ
・ゆで汁
・だしをとった昆布、かつお節

などです。

調理の行程で、
これらはいわば ゴミと化す のですが、

剥いた皮や葉っぱだって野菜ですし、
ゆで汁は旨味の滲み出たスープ、
だしを取った残りの昆布やかつお節だって、
再利用可能な食材です。

剥いた皮で思いつくのは、
大根、カブ、人参、じゃがいも
あたりでしょうか。

大根、カブ、人参の皮は、
食べられるのですが、少し繊維が強いので、
細く刻んで、炒めて使えば、
きんぴらが作れます。

じゃがいもは、
剥いた皮にじゃがいもが結構残っていて、
蒸したり、レンジで加熱すると、
まだまだじゃがいもとして利用可能です。

炒めもの、コロッケ、グラタン
などなど、まだまだ全然作れます。

葉っぱですと、
これまた大根やセロリの葉も捨ててしまいがち。

大根の葉は
酒、醤油と炒めてふりかけに。

セロリの葉は、
天ぷらにするとクセが抜けて、
美味しく食べられます。

また、
肉を煮込む料理に入れて、
臭み抜きの作用もあります。

あとは、葉ではないのですが、
長ネギの青い部分
ブロッコリーの芯の部分

長ネギの青い部分も、
臭み抜きに使えますし、

刻んで味噌と炒めてネギ味噌。

ごま油、醤油と炒めるだけで、
ネギ醤油が作れます。
これを冷奴にかけたり、
ギョウザのタレに入れたり万能に使えます。

などなど、
今まで何気なく捨てていた食材は、
まだまだ使える副産物。
これらでいくつもの料理が作れますね。

つまり、
本来作りたいモノとは別に、
もう一品、二品は作れるのです。

では、
次に料理の派生の方法です。

考え方としては、
まずその食材で作れる料理を思い浮かべます。

例えば、じゃがいも、
肉じゃが
コロッケ
豚汁


これを、
肉じゃが

コロッケ

と姿を変えて行くのです。


作った肉じゃがは、
まず肉じゃがとして食べます。

次に、
その肉じゃがのじゃがいもを潰して、
コロッケのタネにします。

味はそのままでも食べられる味付けが、
なされているので、
潰したらただパン粉を付けて揚げるだけ。

また、
肉じゃがをダシで伸ばして、
味噌を入れれば汁物になります。

豚を使っていれば、
豚汁に早変わり!

これにカレー粉を入ればカレーです。

と、一つの料理をそのまま、
違う料理の材料にしてしまう。

ワザと多めに作って、
同じ食べ物にもかかわらず、
違う料理が出来上がり

しかも、
途中まで行程が済んでいるので、
料理の時短にもなります。


ひじき煮
↓ ↓
混ぜご飯
五目卵焼き


グラタン

クリームコロッケ
クリームパスタ


野菜炒め

野菜あんかけ
八宝菜
野菜スープ

などなど、

このように、
一つの料理を派生させていくのです。

パターン的に、

・揚げ物→卵とじ(天ぷら、フライ)
・野菜系→スープ、あんかけ
・芋系→煮物→コロッケ
・肉系→ダシ→スープ→カレー

ちょっと強引ですが、
派生のイメージを持つと料理が繋がっていきます。

これに関しては、
・固定概念、常識を捨てる
・時にチャレンジ、冒険が新発見を生む

答えはないので、
どんどんチャレンジです。


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