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女性が料理人になるには?採用する現場の考えは?

女性コック

近年、
料理の世界で
「料理人になりたい」

という
女性の方が増えています。

現場を預かる人間としては、
女性の採用は、

私個人では『あり』
全く問題なしだと思います。

では、
採用者側はどのような事を考えて
採用しているのでしょうか?



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・採用側の考えるメリット
・女性料理人になる為の壁
・さいごに




採用側の女性採用で考えること・メリット



実際、
23歳になる女性と
一緒に働いていていますが、

よく働いてくれています。


まじめで
黙々と取り組み
ちょっとの事ではへこたれない
(ように思えていますが…)




私個人の考えではありますが、

仕事に対して
真剣に働いてくれれば、

男性も女性も
関係ないと思います。



どうしても、

調理場=男社会
という構図が
一般的な考えでしたが、


トラックの運転手でさえ
女性がいる時代です。




男性だから
女性だからといった考えは、

はっきり言って
採用側にはありません。




実際
その人がどれだけ料理が
したいのか?

その情熱をどれだけ持っているのか
じゃないですかね。



逆に
そういった世界に飛び込んでくる
女性の方が

志が高く、

男性より”熱い”人間が
多いように思います。





次に
女性料理人に期待するところ
ですが、


一応
調理場内では
男女の区別なしに
仕事の割り振りは行っています。


ですが、
フラットに見て


その人間の
得意分野や長所という点から

役割分担を振り分けると


男性には持たない
女性ならではのメリットが
採用するメリット

であると思います。




必ずしもではありませんが、
・仕事が奇麗で丁寧
・女性目線での考え、発想
・調理場に花がある


といったところが、

女性を採用して
良かったと思えた点であります。



どうしてもひと昔まででは、
・体力的に厳しい
・体調の変化で味覚が不安定
・男社会だから

と女性料理人に否定的な
考えしかありませんでした。



しかし、
調理場という
料理を作り出すチームの中で、

違った武器を持った
人間を多く確保できれば、


より優秀で
素晴らしい料理ができる
はずです。


その武器を持つ一人が、
たまたま女性である…。


と、
私は考えます。




確かに女性は、
重たい鍋が
動かせないかも知れません。

しかし、
それは重たい鍋を持てる人間が
持てば良い。


私は、
1人のカリスマ料理人よりも、


色々な個性を持つ、

トータル的に
均整の取れたユニットの方が、
強いと思います。



チーム内の穴を埋めあう
といより、

個々の長所が、
化学反応しあう事に期待してます。




女性が料理人になる壁


まず、
言われるのが

『体力的問題』


料理の世界は
体力勝負ではありますが、

他の仕事とて同じ事。



私自身、
他の職種を経験した事がないので、

他業種の辛さは
はっきりいってわかりませんが、


楽な仕事は
無いと思いますよ。




男性でも、
辞めるやつは辞めます。


ですので、

体力的な問題が
女性採用の壁になっているとは、

私は思いません。



それよりも、
個人的に気になる点は、

『結婚』

です。


女性は、
どうしても結婚を機に

選択を余儀される場面が
出てきます。


仕事か家庭か…。
仕事か出産か…。



現場の指揮を取る者
として、



我々は、
料理を作り出す

と同時に

料理人の人材育成も
大事な仕事となります。



一人前の料理人を育て上げる。


これは、
料理人として、

料理界の発展の使命と
ともに


雇われている会社目線から、

会社の発展、存続、運営にも
関わってきます。



自己の成長は、
個人的な問題ではありますが、

雇われている以上、

個人だけの問題で無い部分も
あると思います。




一人前の料理人になるには、
1年、2年では成し得ません。

折角
戦力となる技術を
身につけたとたん、



そこで、
女性に立ちはだかる”壁”

『結婚』
で辞めてしまう…。




採用者の視点から見て、

自分たちとともに、
調理場を作り上げて行く、

ともに
戦っていくスタッフが、




一人前になる前に、
また、
それ以上に成長したとしても、


流出してしまうリスクの確率が
女性の方が多いと
考えてしまいます。



ここが、
女性採用の考えどころ
だと思いますが、

この点だけだと
私は思います。




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最後に


料理の世界に
飛び込むのをお迷いの
女性の方。


むしろ、
迷わず飛び込んで来てください。


料理を断念して、
別の世界に飛び込む労力は、

私は同じだと思います。




業界内でも
男女の区別意識は
昔ほどはないです。



一度しかない人生です。

迷わず飛び込むべきです。




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関連記事

コメント

    • 2017年 2月 14日

    こんにちは。
    現在高校3年生の女子です。

    私は、小さい頃から料理が大好きで、将来はプロの料理人になりたいと考えてきました。
    しかし、両親に反対されています。

    進路についての話し合いの時に私は、大学に行くのなら料理の勉強がしたい言いましたが、絶対に大学は行かないとダメだと言われました。両親は、大学を出ないと社会に出たときに私が下に見られる?と考えているようです。また、料理の世界はとても厳しく、私には無理だと思っているようです。

    今のところ大学に通って、それでもプロの料理人になりたいという夢が諦めきれなかったら、もう一度両親と話し合いたいと考えています。(恐らく私の気持ちは変わらないと思いますが、、、)

    結婚や他の時間を削ってでも料理がしたいです。
    大学を卒業してからでも大丈夫でしょうか?
    また、料理人’sEyeさんはどのようにしてご両親に相談され、料理の道へ入られたのですか?

    お忙しいとは思いますが、返信よろしくお願いいたします。
    読みずらい文章ですみませんm(__)m

      • tanto
      • 2017年 2月 25日

      海さん

      私は42歳の料理人です。
      当時(私がなりたての時)の料理の世界では、
      大卒の料理人なんて殆どいませんでした。

      私が料理の世界に飛び込んだのが、
      24歳。

      大学を卒業して、
      社会人を経験して料理の世界に入りました。

      当時は、
      「もっと早くこの世界に入っていれば…」
      と思っていました。
      早く追い付き、追い越したかったので。

      しかし、
      人の上に立つ立場になるようになって、
      「大学出てて良かった」
      と思う機会が多々あります。

      今の時代、
      大学に行けるのなら行くべきだと、
      私は思います。

      その理由として、
      海さんが、一流の料理人になったとき、
      おそらく一流の店舗やシェフのもとで、
      働きたくなります。

      その時、今の時代、
      料理が出来るだけの人間では、簡単に採用させてはもらえませんね。
      現在も昔からは増えたとはいえ、大卒の料理人は珍しい部類です。

      大卒という肩書きは、
      のちのち役立つアイテムになります。


      逆を言えば、
      大卒の料理人を欲しがる企業というのは、
      しっかりした会社ビジョンのある会社とも言えますし。

      2つ目は、
      大学生活の4年間を目的ある4年間にすれば、
      その経験は料理に絶対役立ちます。

      例えばアルバイト。
      私は料理人になりたいと思ったのが、
      大学4年の時。
      もし、もう少し早く決めていたら、
      色々なジャンルの料理人と一緒に仕事出来たらなと
      思います。

      海さんは、
      何料理希望ですか?

      もし決まっているなら、
      4年間で一度は違うジャンルの世界を見るべきです。
      いや、アルバイトだから見られるのです。

      例えばイタリアンをやりたいのであっても、
      和食の技法は勉強になります。

      もしジャンルが見つかってなければ、
      4年間で働きながら探せばいい。
      そして、そこで人脈もできます。

      また、
      料理人になる為には料理の知識だけでは、
      今はダメですね。
      といいますか、料理+α があった方が良いです。

      私が一番悔しかったのが、
      大学で管理栄養士の資格を取っておけば良かった
      という点ですね。

      例えば、
      栄養面でも完璧に計算されてる懐石料理。
      料理で人の役に立つことができます。

      自分の料理の差別化です。
      ただ美味しい料理では何処でも食べられます。
      そこに自分らしさが今後必要なのです。

      要は何が言いたいといいますと、
      料理人になった後、
      技術以外に色々なアイテムが

      料理人としてだけでなく、
      人間としても幅を出してくれて、
      それが料理の幅を広げてくれるのです。

      だから、
      私は大学に行って、
      料理以外のことを料理につなげて、
      何でも取り組んでみることをお勧めします。

      何より、
      もう料理をやるという方向が決まっているだけ、
      誰より早いスタートを切っているのです。

      技術はいつでも身につきます。
      しかし、色々な経験は今しか出来ません。

      長々とスミマセン。

      また、
      何かありましたら何なりと。

      海さんの先は希望だらけですね。
      頑張ってください。



      もう少し早くご相談に乗れていたら…
      本当に申し訳ございません。

      • tanto
      • 2017年 2月 25日

      ちなみに、
      両親に相談しましたが、
      反対はされませんでした。


      私も三児の父でして、
      子供に大学くらいまでは…
      という気持ちもわかります。

      ただ働くのは自分。
      社会で料理の世界が厳しいとか、
      営業やOLが楽とかないですからね。

      どうせ辛い思いして働くなら、
      好きなこと。

      それなら続けられます。

        • 2017年 3月 13日

        丁寧な回答ありがとうございますm(__)m

        自分が考えていた以上に、大学で学んだことが料理に役立つということが分かり、安心しました。

        やはり料理以外のことも大切なのですね。私はフランス料理をしたいと考えていますが、料理人’sEyeさんのおっしゃるように、大学で色々なことに挑戦し、料理以外の+αの知識や技術もしっかりと学びたいと思います!

        今回、料理人’sEyeさんに相談して本当によかったです!
        上手く感謝の気持ちを文章に表すことが出来ないのですが、本当に助かりました。料理人’sEyeさんのアドバイスを元に、立派な料理人になれるよう一生懸命努力します!

        また何かあったら質問させていただきます。その時はよろしくお願いいたします。

          • tanto
          • 2017年 3月 13日

          こちらこそ、
          顔も名前も知らない人間に相談してくださり、
          ありがとうございます。


          海さんのお役に立てたようで良かったです。
          海さんのように、
          目的、目標を持って大学に行っている人間なんて、
          まずいませんよ。

          だから大丈夫。
          頑張って、楽しんで、4年間過ごして下さい。

          困った事があれば、
          いつでも質問してください。

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