けど、専門学校にいかないとダメ?
専門学校に行ったほうがいい?
どうしたらいいのかわからない…。
そんなあなたに、
実体験も踏まえつつですが、
参考程度に聞いていただけたら
幸いです。
私の結論は、
『必要なし!』です。
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料理人になるために専門学校に通うべきか?
まずは恥ずかしながら、
私のお話から…。
私は、
4年生の大学を卒業し
一般の企業に就職しました。
しかし、
料理人の道を諦めきれず、
非常に迷いましたが、
和食の世界に飛び込みました。
この時の年齢は、
24歳になっていました。
専門学校などには、通ってはいませんが、
居酒屋での調理のアルバイトは、
学生時代4年間やっていました。
主に、
焼き鳥を焼いていました。
現在は、
料理店で副料理長として働いています。
料理人としては、
かなり異例な経歴であると思います。
ですが、結局のところ、
自分が持っていたものは、
『料理人になりたい』という気持ち。
たったこれだけです。
『技術が…年齢が…』
はっきり言えます。
そんなものは、
全く関係ありません。
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手っ取り早く料理人になる方法
実際、
料理人になることで迷われている方へ
一番早く料理人になる方法は、
『料理の世界に飛び込んでしまうこと』
これが、一番早いです。
ですが、
これがなかなか出来ないのもわかります。
ここ時点で、
『専門学校』 という、
選択をされる方がいますが、
現場レベルで見て来た経験から、
言わせて頂くと、
ほとんど意味がないです。
言ってしまえば、
『百回の練習より、一回の本番』
専門学校に行ったからといって、
特別な技術が、
備わっているかと言えば、
私は、そうは思えませんし、
何より、
実際の食材に触れることが、
一番の勉強だと思います。
例えば、
”たけのこ”の、
下処理をするとしましょう。
”たけのこ”の下処理のポイントは、
柔らかく茹でる事はもちろん、
何と言っても、
アク抜き が、
最も重要なポイントであります。
ゆで時間すら大きさによって異なり、
同じではない状況で、
”たけのこのアク”となると、
これこそ、
毎回毎回同じという訳にも行かず、
数をこなして、
体感して身につけていくものだと思います。
『専門学校』の授業で、
たけのこに触れるかどうかは、
わかりませんが、
触れたとしても、
数回がいいところでしょう。
教科書や専門書を見ても、
”なかなか抜けないアク”の取り方
については、
どこにも書いていません。
実際、
やってみなければ、
ぶつからない問題ですし、
ぶつからないと解決しない問題です。
こんなものが、
ゴロゴロしているのが料理の世界の現場です。
応用編の連続です。
専門学校は、
どうしても、基礎編の積み重ねの場で、
実践向きとは思えません。
というのも、
専門学校あがりの新人さんと、
一緒に仕事をしますが、
実際、
何もできないのが現状です。
その点、
アルバイトでも、
現場で実際にモノを作っていたという子のほうが、
全然動けます。
まして、
『料理人になりたい』と思ってからの
『専門学校』は、
時間的にも、
金銭的にも
遠回りしているように
思えてなりません。
ただし、
時間的に余裕があって、
「やはり基礎から学びたい」
という人には
専門学校は通うべき価値はあると思います。
実際、
・年齢的に時間がない人
・スタートが人より遅いと感じている人
は、
飛び込んでしまった方がいい…
というより、
飛び込まなければダメです。
決して、
専門学校が”悪い”という事ではありません。
ですが、
料理人になるには、
別に通らなくてもいい道かと、私は思います。
現に、
私は専門学校に通ってなくて、
後悔した事はありません。
すぐに料理人になりたいのであれば
勇気を出して飛びこんで下さい!
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コメント
自宅で5回ぐらいご飯を作ったことがあるぐらいの人でも料理人にはなれるのですか?
料理人素人 様
結論から申しますと
『なれます』
問題は料理人素人さんが、
どのレベルの”料理人”を目指すか?だと思います。
あとは、
『料理人になりたい』
という気持ちではないですかね。
技術は、
いくらでも習得できます。
私は25歳で料理の世界に飛び込みました。
かなり遅いスタートです。
最初はまかないで、
焼きそばすら作れませんでした。
「お前向いてないよ」
と言われたこともあります。
料理だけに限らず、
”意志を持って続けること”が大事なのではないでしょうか。
なるんならやはり若い方がいいのですか?
料理人素人さま
「料理人になりたい」と思った時期に、
早い、遅いは関係ないと思います。
もちろん、
若い時期からその業界に属していれば、
ある程度の要職につく頃までに、
技術や実績を積むことができますが、
しかし、
その時期が遅れたからといって、
それができないとは限りません。
長く働いているからといって、
ものすごく”できる”料理人になれるか、
と言ったらそうとも限りませんし、
その逆も然りです。
とにかく”自分”がどれだけの信念を持って、
取り組めるかだと思います。