料理を時短する方法は?コツは優先順位の意識と並行作業!

料理技法


こういってはなんですが、

料理人ほど、
時間を気にする職業はないのではないでしょうか?

料理人の頭で常に意識しているのが、

『決まった時間で、
 いくつの作業をこなせるか?』
です。

そして、
一歩下がって大きく考えるならば、

『いかに効率的に時間を使うか?』
ということです。

そんな料理人の究極の時短テクニック。
料理ではもちろん、

ビジネスや様々な日常シーンでも、
取り入れ活用することができます。


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料理人が教える料理時短テクニックの大前提

私、料理人が若い世代に教える際、
一番最初に伝えることは、

『常に意識する』

ということです。

これだけで簡単に上達します。


これは、
時短に限ったことではないのですが、

自分の中で、
「早く作業を終わらせるために”時間”を意識する」や、
「きれいに作れるように”仕上がり”を意識する」

といった自分の中で、
”意識ポイント”を作るのです。


なぜこれが必要かというと、

自分の行動に、
ある”テーマ”を意識して動くのと、

ただとりあえずこなす

のとでは作業効率やスピードが全く違ってきます。


意識するとどうなる?

では、
意識するとどういった行動を起こすのか?
と言うと、

『考えながら動く』
ようになります。

これがものすごく大事で、

では、
次に具体的な考え方を見てみましょう。


発想を並行的に捉える

例えば、
”ゴミを捨てに行く”
と言う作業があるとします。

あなたは、
ここで何を”考えますか”?

「ゴミを捨てに行けばいいんでしょ?」
「走っていく?」

間違いではありませんが、

ここで考えるのは、
「このゴミ捨ての行動の間に何かできることはないか?」
です。

・一つの作業が実は他の作業と連動していないか?
・ゴミ捨ての作業の途中で出来る作業はないか?

意識をすると、
これらを考えながらゴミを捨てに行けるのです。

ゴミを捨てに行くついでに、
〇〇を持って行こう

とか、

ゴミを捨てに行きながら、
在庫を確認しよう

とか

一つの作業で、
二つのことが完了するのです。


つまり、

『物事を並行して考えられるか?』

動作の時間軸が1本ではなく、
何本にも増やすことができるのです。

一回に5分かかる作業が3つあったとします。

それを1つずつ行えば、
一つの時間軸に作業が3つ並ぶ。

つまり、
AやったらBやって、そのあとC。
5分+5分+5分=15分
かかりますが、

これを意識をして考えて行動すると、
時間軸を3つ用意できるのです。

5分の中でA・B・Cが同時に完了すれば、
かかる時間は5分です。

Aをやりながら、B・Cも並行して済ませる。

『”早く終わらせる”ためには』

この意識があるかないか?
仕事のできる人、できない人との違いは、
これだけだと思います。

もう一つ例を。
今度は自然に並行的作業が行えている例です。

買い物に行ったら、
皆さん一度に色々買い物しますよね。

これが並行的作業です。

これが、先ほどの、
A+B+C
の縦列発想だと、

牛乳買いに行って、家に帰って、
またパンんを買いに行って帰って、
またお米を買いに行く…。

意識しないとは、
こういったことと同じことをしているのです。


では、
実際の料理人はどういった、
”時短料理”をしているのでしょうか?


優先順位

では、
ご家庭をイメージして、

・鳥の唐揚げ
・サラダ
・味噌汁

これを同時に作るとしましょう。

ここで今まで述べてきた考えで行います。

まず考えなければいけないのが、
『何が一番時間がかかる』
『同時にできるものはあるか?』

ですね。

時間がかかって、
ないと困るものは

”油”ですね。

唐揚げの下ごしらえができた時に、
油が温まっていなければ、
時間のロスです。

まずは、
油を温める。

その間に作業して、
温まったらすぐに揚げる。

でまた、
その間にサラダ等の準備ができますが、
ここで野菜の準備と同時に、
味噌汁で使う野菜もここで同時にできないか?

考えます。

ここでは、
”野菜を下処理する”

という並行作業進行ができるかが、
ポイントです。

↓油を温めて
↓お湯(味噌汁用)かける
↓お肉の準備
↓サラダと味噌汁の野菜の準備
↓鳥からを揚げながら
↓味噌汁を火にかけながら
↓サラダを盛り付ける

ポイントは、
並行作業と優先順位
です。


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最後に

この発想は、
料理以外でも活用できます。

掃除、勉強、買い物、

常に何を先にした方が効率がいいか?

これを頭に描いて動ければ、
どんな作業に対しても”時短”できます。

そう意識ですよ。


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