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横浜DeNAベイスターズの地域密着戦略は飲食店に活かせるか?

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飲食店の戦略の1つに
【地域密着】
を意識した店作りがあります。

そんな飲食店の経営の視点からも、
最近、気になるのが、

横浜DeNAベイスターズ です。




プロ野球球団は、
地域性を大事にしている、
いわば大企業ですが、


”地域密着”サービスの展開方法が、
とても勉強になります。



そこで、
いくつか例を見比べながら、

飲食ビジネスにおける、

地域密着のメリットや、
その違い、
また参考にできるところを、

勉強してみたいと思います。



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横浜ベイスターズの地域密着活動


私は、
神奈川県に住んでおります。

幼稚園児と小学生の子供がいるのですが、

或る日突然、
ベイスターズの帽子をかぶって帰ってきました。



そうなんです。
横浜ベイスターズからのプレゼント
だそうです。

調べてみると、
なんと、
神奈川県の全幼稚園、小学校に、
帽子の配布をしているとのことです。

”これはなかなか賢い”
私は感じましたね。



では、
この子供たちへの帽子のプレゼント、
メリットは一体何でしょう。




それは、
子供を味方につけるです。

いわば、
ピラミッド型でいう、
底辺ファンの獲得です。


企業に関して、
ファン=顧客  
とも言えます。




もしビジネス視点から見て、

仮に、
このファン獲得の対象が大人では、
どうでしょううか?


ここでのメリットは、
家族を巻き込めることなんです。



この帽子は
子供の頭の中に”野球”という存在を植え付けます。

これが興味になって、
『ベイスターズの試合が見に行きたい』

となればしめたもの。

当然、
子供だけでは野球観戦には行けませんよね。

もっと言えば、
「お兄ちゃんだけズルい!」
と家族全員で行かざるを得ない状況も生まれます。



なんといっても、
地域密着のメリットは、
【口コミ】
です。

この横浜スタジアムに野球観戦しに行った後に起こるのは、
噂。

評判が評判を呼び、
子供の帽子から始まった野球の関心が、

家族、そしてママ友の会話のネタに、
ベイスターズの評判が、
羽を生やしてガンガン飛んでいきます。




これは、
どんな宣伝よりも低予算で、
かつ、
地域密着という狭い世界だからこそ、
情報が伝達し、
大きな効果が得られます。


確かに、
初期投資で帽子代の費用は、
かかったと思います。

しかし、
ポスターや、イベントなんかより、
効果は抜群だと思います。



何より、
ターゲットの底辺に隅々まで、
アクションが起こせたわけですし、

帽子をもらった子供たちも喜びます。

子供たちがかぶることで、
街にベイスターズが歩き回り、
それだけで宣伝効果抜群です。

最近、
神奈川県内でDeNAの帽子をかぶった子供を、
本当、よく見かけます。



では、
このDeNAの戦略、
我々飲食店でできるかというと、
少し難しいところがあります。

では、
飲食店ビジネスとの違いは何でしょうか?






DeNAに出来て飲食店でできないもの


それは、
【きっかけ】
です。


DeNAで言えば”帽子”という、
自分たちに振り向かせる、
能動的に動けるアイテムがありましたが、

飲食店では、
そういったアイテムはありません。

どちらかというと、
”待ち”のビジネスなのです。

来てもらって、
食べてもらって判断してもらうしかないのです。




では、
飲食店ビジネスでは、
”帽子”代わるものは何か?

それは、
【口コミ】と【リピーター】
です。



積極的に仕掛けられない、
”待ち”のビジネス=飲食業界では、

一度来ていただいたお客様を、
いかにもう一度来てもらえるか?

ここにかかっていると、
私は思います。





一度来ていただいたお客様を、

いかに満足させ、
いかに喜んでもらい、
いかに印象を植え付け、

『また来たい』と思ってもらえるか!


きっかけが少ない以上、
ワンチャンスをものにしなければ、
次はありません。

しかし、
ここでお客様の脳裏や記憶に、
”美味しかった”
”サービスがいい”
”店の雰囲気がいい”
”面白かった”

と植え付けられれば、
”口コミ”が発生します。

リピートが発生します。





結局、
飲食店が成功するために必要なものは、
ファンをいかに増やせるか
ではないでしょうか。

その接着剤となるのが、
地域密着なのです。

ベイスターズで見てみると、
・横浜出身の選手を獲得する
・場内アナウンスに地元FMのDJを起用
・帽子作戦
などなどです。


このことで、
何が生まれるのか?


それは、
ファンになる者となられる者とのシンクロ

つまり
【一つになる】
ということです。


その地域に住んでいるという、
共通点。

知っている、使っている、
という共通点。


それが、
自分のもの、一部として、
ダブらせられるのです。




飲食店で行うなら、
・地産地消の食材を使う
・地元の住民をスタッフとして積極的に採用する
・地域密着をうたう

あたりでしょうか。



そこに生まれる親近感や、
・独占、
・占有
・独り占め

『俺のチーム』
『私だけの店』

と思わせられれば、
自然と人は集まってきます。




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最後に


地域密着という視点から、
横浜DeNAの取り組みを参考に見てきました。

帽子の効果は、
実に深いメリットを生み出していました。



地域密接は、
飲食ビジネスにおいて、
意識していかなければならないものだと思いました。



お店の周りにファンからなる、
コミュニティを形成させ、
そこでのリピーターを循環させる。


これが、
飲食店の理想の形ではないでしょうか。



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