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左利きの人が料理人になるのは不利?実際料理人が感じている視点で考えてみる!

左利き




人には”利き腕”というものがありまして、
我らが住む世界はどうしても、
右利き社会と言わざるを得ません。

というのも、
日本人で左利きの割合は11%
約10人に9人が右利きという割合。

そして話は料理人について。

ズバリ、
左利きの人が料理人になるのは
やはり不利なのでしょうか?

現場で実際働いてる、
現役和食料理人の目線で見ていきたいと思います。


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左利きは不利だけどやっていける!


いきなり結論からいきますと、
『左利きは不利です』
が、
『やってはいけます』

これが私の感じるところです。

では詳しく見ていきます。



左利きの不利なところ


私が感じる左利きの不利な点は、

「左利きを教えられる人が少ない」
という点。


といのも、
基本的に右利きの料理人が多い訳で、

その人達が左利きの人を教えるという事は、
全てを逆にして考えなければならないものがある
という点を心に置いておいてください。


その時、教える側は、
右利きでは熟練でも、
左利きではズブの素人

ここに壁があります。



なので、左利きが不利な理由は、
右利きをお手本にして、
自分で左利きに変換し、
自分で切り開いていかないといけないことです。


もちろん左利きの人でも
技術の習得は可能です。

ただこの変換で戸惑います。


私が痛感したのが、

・魚をおろす
・刺身を切る

この2点の技術系を教えるのが特に難しかったのを
覚えています。



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左利き用の道具


次に左利きの人が使用する道具。


包丁に関しては、
左利き用の包丁はありますが、
右利きの1.5倍くらいの価格になります。



また、
私の店にはウロコを取る機械があります。
一定方向に回転する羽根で
ウロコをかきあげるのですが、

この機械、
左手で使うとウロコは全然取れません。



調理バサミも普通は右利き用。
左利きの人はちょっと違和感があります。


また、道具ではないのですが、
寿司屋のシャリの位置も基本右利き仕様です。



こういった点でも、
左利きの人の肩身の狭さを感じてしまうのです。



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料理の盛り付け


基本的に盛り付けに関してですが、
右だから左だから…
というのはあまり無いのですが、


強いて言うなら
『お刺身』


お刺身に関して、
右利きの人が切ると
切りつけた刺身は左上がり並びになります。
(\\\ ←こんな感じ)

魚の盛り付けは基本
左側に頭が来るので、
左上がりの刺身の方が(\\\)自然。


逆に左利きの人のお刺身は
こんな感じになり盛り付けは
逆になってしまいます。
(/ / / ←こんな感じ)




結論 直せるなら右利きの方がいい


左利きの料理人は全然いますし、
左利きだから絶対ダメ
ということもないのですが、

仕事をしていて、
何かと違和感を感じることでしょう。


右利き社会の中で、
道具や位置、盛り付けが反対となる事が多い
左利き。


もし直せるのなら右利きに直した方が良いと
私は思います。



ただ、
左利きのまま料理人を目指すなら、
これらのような乗り越えないといけない壁がある。

そのことを肝に銘じて、
取り組んでもらえたらなと思います。



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