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新じゃがと普通のじゃがいもの違いとは?皮はむかない調理で注意したい事!

新じゃが




食べ物に関して、
”新”と付くものを見かけるとイメージ的に、
悪い感じはしませんよね。

新玉ねぎ
新ごぼう
新キャベツ
新生姜…

その中でも、忘れてはならないのが、

新じゃが
です。

でも、
ジャガイモに関して言えば、売り場に、
新じゃがもあれば、
同じく普通のじゃがいもも売っている…。

じゃあ、新じゃがは春先だけかといえば、
夏でも見かけたりする…。

大したことではないのですが、
ちょっと違和感…。

どうやら、
新物だから”新ジャガ”という理由だけでは、
なさそうです。

分けて売っているという事だから、
当然何かが違うはず。

さあ、
新じゃがと普通のじゃがいもは、
一体何が違うのでしょうか?



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新じゃがと普通のじゃがいもの違い


ズバリ!
新じゃがと普通のじゃがいもの違いは、


収穫時期

です。


<普通のじゃがいも>
通常の収穫時期に収穫したじゃがいも

<新じゃが>
通常の収穫時期よりも早めに収穫したじゃがいも

を指します。

では、通常の収穫時期とはいつなのか?


普通のじゃがいもは、
冬から春先に植えて→秋に収穫
というのが一般的なのです。



国内のじゃがいも生産量の77%にも上る、
北海道のじゃがいもは、
秋に収穫後、貯蔵して少しずつ出荷されます。



それに対して新じゃがは、その秋を待たずに、
春先~初夏
に収穫され、出回っているじゃがいもを言います。




そこで、もう一つややこしい問題が。

それは、
生産地によって”新じゃが”の収穫時期が違うのです。


1月~6月頃
九州地区の鹿児島や長崎

5月~8月頃
関東地区の千葉や茨城

7月~8月頃
北海道


じゃがいもは冷涼な風土を好み、
暑さを嫌うため、
九州からどんどん北上していき、秋には北海道にたどり着く。

これを
『じゃがいも前線』
なんて呼ぶ事もあります。



各地の新じゃがは”秋”を基準にみれば
どれも”早い収穫時期”となるのですが、

「常に新じゃががある!」

と思わせるのは、
2月から8月までの期間で新じゃがが各地で取れるからなのです。





それでは次に、
じゃがいも本体の方の比較して見たいと思います。

新じゃがの特徴としましては、
普通のじゃがいもと比べて、

・皮が薄い
・水分が多い
・軟らかい
・香りが良い

などがあげられます。


水分が多いという点で注意したいのが、
普通のじゃがいもと比べて
”日持ちしない”
という事です。

なるべく早く使い切り、
遅くとも1週間で使い切りたいものです。




また、普通のじゃがいもと比べて、
”でんぷん質が少ない” というのも特徴でして、

普通のじゃがいものような
=ホクホク感
が得られません。

なので、同じじゃがいもでも、
コロッケやポテトサラダには向きません。




調理において新じゃがの最大の特徴は、
皮ごと食べられる
という事。

少し水分が多いので、
しっとり柔らかい仕上がりになります。

とにもかくにも、
皮付きのまま、煮る、揚げる、焼くがオススメです。



しかし、
皮付きの弱点として、
味が染み込みにくいというデメリットもあります。

ですので、
”味を染み込ます”と言うよりは、
”味を絡ませる”方を心掛けた方が、
調理の時間もかからず、美味しくいただけるかと思います。


調理例を2,3上げてみるとしましょうか。



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簡単な新じゃが調理例


新じゃがにも、
様々な大きさがありますが、

個人的に使い勝手がいいと思うのは、
ピンポン球サイズの新じゃがですね。



小さくカットする手間もありませんし、
一口サイズで、すぐに火も入ります。

煮崩れの心配もないですし、
何よりあの大きさが可愛らしい…と言うのもあります。




ただ、先ほど申しましたように、
”味が染み込みにくい”
という点だけ気をつければなんら問題ありません。


その弱点を補う調理のポイントは、
”味をからめる”
です。


では、
具体的に紹介していきます。


新じゃがに関しては、
とりあえず食べられる柔らかにしておきます。

その手段が、
・煮る
・揚げる
・焼く
・蒸す
どれでもかまいせん。



そして味付けは、
絡ませるもので決めます。


例えば、
・そぼろあん
・カレーあん
・バター醤油あん

などなど、
水溶き片栗粉でとろみをつけた”あんかけ”と言いますか、
”タレ”と言いますか、

その濃度のあるもので、
じゃがいものまわりをコーティングしちゃえばいいのです。

そうすれば、
じゃがいもと絡まってその味にじゃがいもは染まってしまうのです。




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