もともと
行動心理学というものに興味があり、
この心理学が
料理人・飲食業という職に活かすことは出来ないか?
そのような事を考えていた時、
パッと目に飛び込んできたのが、
【行動心理士】
という資格でした
行動心理士=行動心理学?
実際この行動心理士というのは
どのようなことを学べて、
私のような職種でも仕事に活かせるのか?
ここを深掘りしていきたいと思います。
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行動心理士は国家資格?
行動心理士という資格は
まだ歴史の浅い資格なのですが
国家資格ではありません。
この”資格”というものには
大まかに分けると
・公的資格(フグ免許、英検、簿記など..各省庁や都道府県、商工会議所が管轄)
・民間資格(TOEIC、フードコーディネーターなど)
というように分けられます。
行動心理士は民間資格になりますが、
TOEIC、フードコーディネーターのように
民間資格でも十分市民権を得ている資格は多くあります。
この行動心理士を認定しているのは、
日本能力開発推進協会(JADP)
という内閣府認証の公的機関です。
ここで扱っている資格というのが、
行動心理士の他の心理カウンセラー系で17種
ヨガやアロマセラピーなど美・癒し系で23種
食育や薬膳などフード系25種…
他、
歯科助手、占い、ウェディングプランナーなどなど
数え切れないくらいの資格を扱っています。
なので運営する協会自体の信頼性には問題ないかと思います。
行動心理士とはどんな内容?
では本題の
『行動心理士とはどういうものか?』
という点。
日本能力開発推進協会のHPで説明があるのですが、
ちょっとわかりづらいので簡単に説明しますと
相手の行動、しぐさや癖などから
相手の心理を読み解き、
メンタルケアに活かしていこうとする資格
もう少し分解しますと
『人間の行動や仕草のパターンから感情や心理を研究する学問』
行動心理士
『行動心理学を応用してメンタルケアやコミュニケーションに活かす資格』
と思っていただければわかりやすかと。
ここでベースとなる行動心理学は、
ビジネスやマーケティング
そして恋愛などにも実践できると言われています。
ビジネスやマーケティングにおいての相手は
”顧客”
顧客の心理を理解するのに役立ちます。
恋愛においての相手はもちろん”異性”になります。
つまり、
”相手”がいるところには行動心理学を用いた
行動心理士の資格が活かされる
と言えるのではないでしょうか。
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料理人が行動心理士?
料理人である私が
行動心理士の資格を取得したいと思った理由は
料理の世界で2種類の”相手”と接しているからです。
(これはどの世界でもそうだと思いますが)
それは
・一緒に働く人
・お客様
です。
飲食業界・料理の世界は
料理人やアルバイトを含めても入れ替わりの早い職場です。
料理人に関しては人間関係が理由で
すぐにやめてしまうケースも見られます。
そういった意味でコミュニケーションがとても大事な職場だと思いますし、
コミュニケーションがうまく取れれば、
人材流出も避けられ雇用・採用面のコストも減らせると思います。
またお客様の心理を知れることは、
サービス向上やお客様の満足度向上にもつながります。
今の時代、
”料理人は美味しいものが作れればいい”
そんなのはもう時代遅れ。
料理の世界に身を置いて20年になりますが、
近年感じるのが、
料理の世界が”個人”から”チーム”
一匹狼の職人集団から、
調理場はみんなで作り上げていくチーム
に移行したように思います。
そうなると、
調理場の責任者は技術はもとより、
スムーズに仕事ができるチーム作りにも
長けてないといけないのではないでしょうか。
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最後に
私は決して名店のカリスマ料理人ではありません。
街の料理店でアルバイトさんも一緒に働いています。
そこで必要なのは、
人と技術
最近そう考えることが多くなってきました。
「料理人が心理学なんて..」
良い人間関係は良い環境を生みます。
良い環境は良い仕事を生みます。
我々の良い仕事とはお客様の喜ぶ料理です。
最終的にこの心理学は
料理の美味しさに関わってくる要因だと思い、
この資格にチャレンジしようと決意いたしました。
今後、
ちょっと変わった料理人が
この資格を取得してどのように活かせるのか?
変わるのか?をお伝えできればなと思っております。
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