<食品ロス>
まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物
我が国では、
そんなもったいない”食品ロス”の総量がなんと、
年間約632万トンにも上ります。
もう少し具体的に、わかりやすく言いますと、
日本人全員が毎日お茶碗1杯のご飯を捨てると、
この量になるそうです。
ですがこれ、ご飯でないにしろ、
食べ物を実際に捨てているのが現状です。
食に携わる料理人として、
この現状をなんとかできないものか?
そんな中、
一般消費者の方はもちろん、
飲食店の方に見てもらいたいのが、
TABETE
というフードシェアサービスなのです!
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TABETEとは?
TABETEとは、
まだおいしく食べられるのに廃棄の危機に直面している食ベ物を、
「食べ手」と結んで、
最後まで捨てる事なく売り切り食べてもらうことを応援する、
「フードロス」削減のためのWebプラットフォームです
飲食店=捨てずに売り切りたい
食べて=美味しいものをお得に食べたい
と提供する側、される側の思惑が合致し、
なおかつ、
我が国における”食品ロス”問題の改善にも一役買うという、
なんとも素晴らしい取り組みが、
TABETEなのです。
では、
その参加方法を早速お教えしたいと思います。
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TABETEの参加方法
TABETEの参加方法は、
この画面からご参加ください。
◯TABETEの参加方法(食べ手)
食べ手の方は、『新規登録』をクリック。
・メールアドレスか
・facebook
のアカウントを登録するだけの
登録無料。
たったこれだけなのです。
登録したTABETEにログインすると、
この画面。
お困りの飲食店さんの店舗一覧画面で、
・取引時間
・金額
が表示されている店舗さんは、
”救ってほしい食べ物”をアップしています。
商品詳細を確認した上で、
・引取予定時間
・個数
を選択し『確定してレスキューに向かう』をクリックします。
上の画像は、ほんの一例。
通常800円で売られている、
焼き鳥盛り合わせが半額ですよ!半額!
決して商品の質が悪いわけではありません。
それなのに”安く””美味しく”食べられるなんて…。
これが世の為、店の為となるのであれば、
本当、素晴らしくないですか?
商品は、お店によってまちまちですが、
正規の価格よりお得な値段で販売されます。
予約したお目当の店に到着したら、
店員さんに「レスキューを完了する」ボタンを押してもらえば、
食ベ物を受け取ることができます。
何より、
お得に料理を提供している、
お店を眺めるだけでも楽しいものですが、
その店舗さんが、
”フードロスの意識と対策をたててる飲食店”
と言うだけで見方が変わってきますよね。
また、
食べ手さんが、そこに参加できるというのも、
また素晴らしい事に思います。
と、ここで一つ注意する事があります。
それは、支払い方法が、
本人名義のクレジットカードを使わなければならないという事。
まあ、このご時世、
あまり高い障害ではないとは思いますが…。
一応知っておいてほしい情報かと。
現在、このサービスに登録している店舗さんは、
都内に集中していますが、
今後は各地に広く展開していく事に期待したいです。
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TABETEというサービスのメリット
料理人の視点から、
飲食店を営む上で永遠のテーマは
食材を無駄にしないこと
とはいえ正直なところ、
過去の売上データや天候、経験、などを元に、
ロスを出さないよう心掛けているものの、
次の日に持ち越せない料理
=賞味期限の切れ
=廃棄
と、全て”ぴったり”ロスなく使い切る、
ということは難しいというのも現状です。
しかし、
TABETEというサービスのメリットは、
作り手と食べ手を結んでくれる事によって、
今まで廃棄せざるを得なかった食材たちが救われるという事です。
料理人としては、
その料理に対して、アレンジを加え、
姿を変えた料理に変身させたり、
と諦めずに、
ロス・廃棄を出さない方向で働いております。
まぁ、ここが、
料理人や経営者の腕の見せ所なのですが、
それでも、
100%食材を使い切り、食べきってもらうことは難しいです。
”食”というものを扱う者として、
・生き物の命
・自然の恵み
を授かった以上は、
食材に感謝しつつ、全て使いきり、
残さず”ありがたく”食べていただく事に尽力しなければなりません。
そんな飲食店の長年の悩みを解決すべく、
動き出した、
画期的なプロジェクトこそが、
TABETE
というフードサービスなのです。
(https://tabete.me/about)
このサービスは、
みすみす捨ててしまっていた食材に今一度光を当て、
食べ手が”お得に”食にありつける。
そしてその行動が、
我が国の食品ロス問題を減らす行動の一歩となるのです。
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