料理人という仕事は本当に無くなるの?
料理人たんとです。
私はごく平凡な雇われ料理人でして、
今回の記事は人ごとではないお話!
近い将来、
AI化だ、自動化だが進んで、
人間がやらなくても機械がやってくれてしまう…
そんな乗っ取られる可能性大な、
仕事、職業の一覧がこちらです。
さぁ、どうしましょうか?
我々料理人はオワコンなのでしょうか?
私は絶対なくならないと思いますけどね。
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無くなる仕事ランキング
自動化の可能性が高い職業がこちら
2位 クレジットアナリスト
3位 不動産ブローカー
4位 レストランの料理人
5位 造形、中子、鋳造機の作業員(金属や樹脂)
6位 パラリーガル・弁護士助手
7位 会計士、監査人
8位 小売店の店員
9位 工場作業員
10位 臨床検査技師
11位 タクシー運転手
12位 テクニカルライター
13位 農業従事者
14位 原子力技術者
15位 電子機器技術
(オックスフォード大学カールフレイ氏2013)
なるほど…
レストランの料理人が見事、
4位にランクインですね!
つまりは、
ロボットだけで完結してしまう作業として、
人間が追いやられてしまう
という事ですね。
料理の世界ではどのように、
追いやられていくのか?というと、
例えば、現在、
料理ロボットの開発が着々と進められています。
現在開発中の料理ロボットは、
人工知能を搭載した、
二本のアームを持つ“ロボット”シェフ
というというもの。
すでに
パイロット版で登場しています。
そいつに、
一流料理人の一連の調理工程を、
人工知能に記憶させそれを忠実に再現させる…
完コピです。
実用化に向けて、
料理の数2000種類覚えさせるのと事。
これだけで、
一流料理人の枠を軽く超えられてしまってます。
時間や場所の制約もありませんし、
これらによって、
人手不足で悩む必要もなく、
採用費等のコストや時間のロスもなくなる…
他にも、
・超一流料理人の味を再現できる
・人件費もかからない
・遅刻しない
・文句も言わない…
“.面倒くさい”だ、”眠たい”だ、
言ってる暇ないですよ、本当に。
現時点で、
一台のお値段850万円!
このままの価格なら正直微妙ですが、
実用化に向けて、
価格はもっと安くなるでしょう。
こんなのが100万円くらいで発売されたら、
料理人3、4ヶ月の給料で、
ペイ出来ちゃいますからね。
雇うより安い!
実際普及しだしたら、
料理人は…ですよね。
さぁ、どうですか?
将来こいつらと戦って勝てる自信ありますか?
正直、
料理を作るという点から見れば、
勝ち目は無いと思います。
しかし、
料理の醍醐味は再現するだけでなく、
新しい発見から料理が生まれること。
・料理を生み出す
・料理をアレンジする
これは、やはり、
料理人の仕事だと思います!
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料理人という仕事はなくならない!
料理屋さんに行くのは、
料理が食べたいのはもちろんですが、
心動かすのものは、
やはり美味しい料理。
その心動かす料理の中でも、
見たことも聞いたことない料理は、
感動しやすいし、させやすい ものです。
まず、
名前を聞いてまず想像を掻き立てられ、
その想像を味が超えれられれば、
それは、
『美味しい料理』となり、
感動を覚える。
それを生み出すのは、
やはり料理人であります。
ですので、
ただ決められた料理を作るだけの、
作業人的料理人は衰退しますが、
自分で考えて、
アレンジして、
想像して、
美味しいものを作り出す事のできる、
料理人こそ生き残れると思います。
おそらく、
この領域までは、まだしばらくは、
人工知能は追いつかないでしょう。
他に、
料理人の仕事としては、
料理を伝える
料理を教える
などの仕事もあると思います。
いきなり、
料理ロボットが家庭や飲食店に100%導入される
という事は無いと思いますので、
しばらくは、
この教えるという仕事も、
料理人の大事な仕事だと思います。
ですので、結論としては、
料理人が生き残るには、
・新しい料理を生み出せる
・料理を伝え、教えることができる
これができないと、
ロボットに喰われてしまうのでは、
ないでしょうかね。
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最後に
料理人が無くなる仕事に、
ランクインされてしまった以上、
この現実は受け止めなければなりませんが、
私は将来、
料理人という仕事はなくならないと思います。
なぜなら、
まだ私たちは人間の作った味に、
美味しさ以上のものを感じるからです。
お母さんの作った、
いびつな形をしたおにぎりが1番美味しかったり、
ちょっと失敗した料理には、
決して美味しいとは言えないけど、
その背景に懐かしさや思い出というものもを感じたり、
そう、
人間がその人を思って作るから、
それを感じる事ができるのです。
それは、
料理人でもそう。
お客様に、
『美味しい』と納得して頂けるとよう、
真剣に料理を作れば、
その想いは伝わります。
だから、
お店にお客様が来るのです。
だから、
料理人は想いを込めて料理を作る。
そうすれば、
AIやロボットには決して負けない
と私は思います。
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