自由研究のテーマがなかなか決まらない方へ!
今年の自由研究のテーマに、
料理を題材のしてみてはいかがでしょうか?
普段何気なく行っている”料理”ですが、
学問的に紐解いていくと、
・科学的要素
・分量という面で計算や単位を知ることができる
といったことが研究の対象になります。
それ以外にも多くのメリットがあり、
お子様はもちろん、親御さんにとっても、
とてもおすすめなテーマかと思います。
そんな自由研究に料理をおすすめする理由がこれです。
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自由研究に料理を進める7つの理由
私は様々な角度から、
自由研究に【料理】が適していると思います。
その理由として、
・実験として捉えると簡単に結果が出やすい
・家にある身近な材料ですぐ始められる
・両親がお子さんに説明しやすい
・日々のお母さんの仕事に触れることができる
・あわよくばその日の料理が作れてしまう
・料理に関心を持てばお手伝いにもつながる
などなど。
どうですか?
料理を自由研究にするとこれだけのメリットがあるのです。
・料理に理科、算数の要素がある
まず美味しい料理を作るには、
正しい材料や調味料の分量をちゃんと計って、
作らなければなりません。
この”しっかり計って〇〇する”
というのは理科の実験と同じです。
そう、料理の味付けこそ科学です。
またそこで行われる調理技法、
・茹でる
・焼く
・煮る
は素材の科学変化をもたらし、
美味しい料理に変化します。
一番わかりやすい例が、
卵です。
同じく茹でても、
半熟卵のように生の部分と、
固体の部分ができるのはまさに科学です。
また料理では、
そこで使われる”単位 ”といものも、
しっかり把握しなければなりません。
重さなら
g (グラム)
kg(キログラム)
液体なら
ml(ミリリットル)
l (リットル)
他ccやカップなどの単位もありますね。
gからkgへの単位の変換や、
水1リットルは1kg
などというものは、まさに算数。
これだけでも、
自由研究に値するものだと思います。
具体的にどのような料理を研究題材にすべきか?
は後で述べるとして、
料理を自由研究にするメリットは、
これだけではありません。
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お母さんにも優しい料理自由研究
何気に、
自由研究というやつは両親の宿題とも言えると思います。
子供の宿題とはいえ、
ある程度は親の監視も入るわけで、
そうなってくると、
両親が全く知らないものを研究するのも面倒くさいですし、
研究で使う材料費などに、
あまりお金をかけたくないのも本音のところです。
そういった点でも、
”料理”は優れていて、
普段から毎日ご飯を作っているお母さんは、
まさに科学者。
自由研究のためにいちいち勉強する必要はありませんし、
冷蔵庫内こそ、
実験材料の宝庫。
そして、
その料理が夜ご飯の足しにでもなれば、
一石二鳥。
そしてそして、
お母さんの日々の苦労を体験させられることもできますし、
お子さんが料理に興味を持てば、
日々の家事を手伝ってくれるようになるかもしれません。
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具体的実験例
個人的に自由研究で使う題材としては、
【卵】
が簡単かと思います。
◆黄身と白身が固まる温度の違いを知らべる
どの温度帯で黄身、白身は変化するのか?
◆半熟卵の二つの作り方
65度の温度帯と100度の温度帯で作れるのか?
また
【塩の作用】
なども面白いです。
塩は味付けするのではなく、
・塩水の中に素材を入れてしんなりさせたり(浸透圧)
・氷の融点を上げたり
・魚に塩をすることで臭みを取ったり
・緑黄色野菜を茹でる時に発色させたり
・スイカに塩で甘くなる?
こんな塩の使い方を研究するのも面白いです。
あとは、
手作りで【バター】を作ったことありますか?
ペットボトルに生クリームを入れて、
シャカシャカするだけ。
4、5分シャカシャカすると、
液体が急にバターに変化します。
この原理を調べてみても面白いです。
最後に
自由研究で料理はかなりおすすめだと思います。
毎日行っている何気ない疑問はもう研究対象です。
個人的に、
料理に触れることで、
料理に興味をもち食の大切さなどを、
感じとってもらえるようになればいいなと思います。
どうせやるなら、
今後につながる意味のある自由研究を!
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