「おまえ料理人に向いてないよ」
と若い頃散々いびられていた、
和食料理人たんと です。
半分は嫌がらせ、
でも半分は実力不足…?
とはいえ、
こんな事言われれば、
「自分の料理不味いのかな?」
なんて、
負のスパイラルに陥ってしまいますよね。
しかし、
この逆もまたしかりです。
料理はメンタルな部分も大きく左右してきます。
【料理が美味しく作れない】
と思っている人はただ自信が無いだけの人が殆ど。
そんなに、
不味いモノを作っていないのに…
そういう人は、
ほんの少しだけ修正するだけで、
料理がガラッと変わったりします。
長年、何十人ものパートさんと、
一緒に働いてきて、
料理の相談を受けてきた筆者だから分かる、
料理が上手になる為のポイントは2つ!
至って簡単なことなのですが、
そんなことで別人になれます!
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料理上達に必要な2つのこと
自分は長年、
主婦のパートさんと一緒に働いてきて、
「料理が上手になりたい」
というお話をたくさん聞いてきました。
自称「料理下手星人」の仮面を
被っている人が殆どでして、
そんな星人さんが足りないものが、
2つある事に気がつきました。
それは、
・目指すべき味
・自信
です。
まず一つめ、
・目指す味
とは、
『自分の作りたいと思うものの本来の味』
そして『美味しい味』
これを実は、
あまり知らないという人が殆どでした。
どういう事がいいますと、
例えば、
麻婆豆腐を作るとしましょうか。
その時、殆どの人が、
麻婆豆腐をなんとなく作っている、
目指すべきゴールがないのです。
その目指すべきゴールとは、
本当の麻婆豆腐の味 、
そして美味しい麻婆豆腐。
つまり、
”美味しい麻婆豆腐の味”を知らないのに、
美味しい麻婆豆腐を作ろうとしているのです。
だから、
実際作ったものが、
美味しいのか?美味しくないか?
わかっていない
これが正直なところです。
例えるなら、
頭の中のイメージだけで描く、
絵画ようなもの。
実際の風景を見て書く方が、
より本物に近づくことは間違いないです。
本来の姿を知っているのと、知らないのでは、
完成に差がでるのは当然です。
これが”美味しい”というものを、
知らないで美味しい料理が作れますか?
という話です。
では、
どうしたらいいのか?
簡単です。
美味しい麻婆豆腐を食べること
そして、
美味しい料理を自分の中にインプットするのです。
これ、
単純な事なのですが、
ものすごく大事なことでして、
料理人でさえ、
食べるということは大事な勉強です。
”その味を完全にコピーしろ”というのではなく、
美味しい基準を自分の中に持つ事が大事なのです。
だから、
旦那さんに美味しい所に、
連れて行ってもらって下さい。
「あなたの為なんだから!」ってね。
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料理が上手になるにはコツよりもマインド
もう一つは、
【自信】
です。
先ほど申しましたが、
料理はメンタル的な要素が強く、
不味いものを作っていないのに、
「私、料理下手だから…」
と自分を追い込んで、料理が嫌いになり…
と、負の連鎖に陥る人もいます。
私の見る限り、
本当に料理がヘタクソという人は、
お会いした事はありませんが…。
とは言え、
料理が上手になりたいという方に、
私が推奨しているのが、
何でもいいので、まず一品、
1週間に一度必ず作るようにして、
その料理を極めるのです。
選ぶべきその一品は、
自分が食べたいモノ、好きなモノ。
これを頑張って得意料理にします。
肉じゃがでも、
味噌汁でも、
おひたしでも、
定番料理でも本当何でもいいのです。
「それが出来れば苦労しないよ」
という声が聞こえてきそうですが、
別に全部イチから作らなくてもいいのです。
それこそ、
”クッ◯ドゥ”や”丸美◯”でもいいんです。
”自分の手で美味しいものを作った!”
という事実が自信に変わっていきます。
一から作る場合、
クックパッドやレシピもネットを見れば、
一発で出てくる便利な世の中です。
最近のレシピは良く出来ていて、
書かれている分量、手順通りに行えば、
”大失敗”はまずありせん。
自信が出てくると、
上のレベルに挑戦してみたくなります。
それがものすごく大事。
そう思ったときは、
素直に!
本当素直に料理してみて下さい。
あなたは、
美味しい料理が作れているのですから、
レシピ見ながらでも、
あっさり簡単に作れてしまうでしょう。
自信が何より、
料理を上手にさせます。
誰にも負けない一つのスペシャル
これを身につけることが、
主婦の方でも、
料理人でも変身させる大きな武器になります。
そこから急激に、
成長した人を何人も見てます。
あなたの作る料理は決して不味くはありません。
自信を持って料理を作ってもらいたいです。
そもそも、
「料理が上手な女性はいい奥さん」
みたいな考えをぶち破って欲しいのです。
この発想こそ、
料理下手=悪
みたいな構図を生み出し、
女性の料理意欲を削いでいます。
料理を作りたい、上達したいと、
考えている人は、
それだけでもう料理上手の仲間入りをしていると私は
思います。
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最後に
今回は料理が上手になるために、
必要な2つのことをお伝えしました。
一つ目は、
目指すべき料理の味を知る事。
2つ目は、
自信を持つこと。
私の知る限り、
料理がどうしようもなく下手という人は
見当たりません。
美味しい料理を沢山食べて、知って、
自分の作る料理に自信を持つ。
これが、
私が料理を教える軸にしている事です。
マインド的な要素で、
物足りなく感じるかもしれませんが、
技術は二の次。
このマインドを意識して料理してみてください。
絶対変わりますから。
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